私達、国際居住研究会は、NGO団体、Habitat for Humanityの活動に参加した学生の呼びかけによって、1997年4月に設立され、1998年1月に同志社大学に公認された団体(サークル)です。
創立以来、東南アジアを中心に、2020年3月現在で16カ国のべ97回の海外派遣を行ってきました。国内の派遣についても、東日本大震災被災地への派遣を毎年行うなど、積極的に活動しています。
コロナウィルスが流行して以降、海外への現地派遣は中断していたが、2022年に国内派遣、2023年には海外派遣を再開し、新たな派遣なども行っている。
現在では、以下の5つのプロジェクトに分かれ、それぞれの分野で活動を行っています。
・同志社ハビタット
NGO団体「Habitat for Humanity」の学生支部。国内外の「すまい・コミュニティ」に対するアプローチを行う。国内活動としては、被災地支援や地域に関わる支援を行い、海外活動として、長期休暇に東南アジア諸国の赴き、住居建築活動を行う。最近では、国内の活動にも力を入れており、嵐山の子ども食堂や、江田島の島おこしプロジェクト、釜ヶ崎の炊き出しなどを行っている。
・同志社SALT
フィリピンのパヤタス地区を中心に活動するNPO法人「ソルト・パヤタス」の学生支部。フィリピンの女性やこどもへアプローチし、奨学生支援などを行う。また、長期休暇にはスタディーツアーとして実際に現地へ赴いたり、一週間かけて自転車で移動しながらフィリピンの女性が作った商品を販売する活動を行ったりする。
・ボンドゥ孤児院プロジェクト同志社大学支部
バングラデッシュにある「ボンドゥ孤児院」の支援を行う。孤児院の方と連絡を取り合いながら、広報活動や資金調達活動をし、また、日本の里親さんにボンドゥ孤児院についての報告を行う。さらに奈良県や岐阜県の中学・高校へプレゼンをするなどの発信活動も行っている。
・同志社アジア学院
栃木県にある、発展途上国の農村リーダーを育成する学校「学校法人アジア学院」への支援を行う。長期休暇にはアジア学院にメンバーの派遣をし、農作業やリーダーシップの講義、留学生との交流を通し学ぶ。普段は、広報活動や資金調達活動を行う。
・同志社難民プロジェクト Re-ING
2019年に新設されたプロジェクトであり、国内外の難民支援を行う。タイ・ミャンマー国境にある難民支援施設への派遣や、大阪出入国在留管理局への訪問を通して難民について幅広い支援や勉強を行っている。
今出川
今出川校地_新町学生会館会議室
各校地BOX
学外施設
その他学内施設
国際居住研究会の理念として、「私たちは世界の誰しもに可能性の開かれたフェアな社会の実現を目指します。」というものを掲げ活動しています。そして、「フェアな社会」の実現に向けて、
「動知繋伝」を掲げ、その達成を目標としています。
①動
私たち自身のもつ可能性を最大限に発揮し、活動を通じて、人々の自立をサポートする
②知
現地の状況を直接体感し、現地から地理的に離れた場にいても、深く学び、考える姿勢をもつ
③繋
関わる人々や地域とのつながりを大切にし、共に学び、考え、行動する関係を築く
④伝
自らの活動を通して得たものを、多くの人に伝える
今年度の目標としては、「和気愛愛」である。元から存在する言葉としての「和気あいあい」には和やかな気分がみちみちているさまという意味がある。国際居住研究会も、そのように先輩後輩関係なく仲良く活動できており、それを継続したいという気持ちがまず一つ込められている。二つ目には「あいあい」の文字を「愛愛」にすることで、国際居住研究方への愛をより一層深めて欲しいという思いが込められている。
同志社大学 | 同志社女子大学 | 大学院生 | ||
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1年次生 | 135人 | 0人 | 1人 | |
2年次生 | 58人 | 4人 | ||
3年次生 | 53人 | 1人 | ||
4年次生以上 | 30人 | 1人 | ||
全部員数 | 283人 |